KDDIは、1月25日から27日までの3日間にJR上野駅の中央改札外グランドコンコースで開かれる「宮城産直市」にて、「南三陸さんさん商店街へ瞬間移動。au 5Gで現地体感イベント」を開催した。
同イベントは、専用のVRゴーグルと宮城県の南三陸さんさん商店街にいる現地ガイドが持つ4K解像度の360度カメラをリアルタイムで接続し、現地ガイドを通じて南三陸さんさん商店街でのショッピングを疑似体験してもらうというもの。
現地を体感することで宮城県の魅力を知ってもらうことのほか、高精細な映像の送信をKDDIの提供する「次世代移動通信システム5G(5G)」を通じて行い、ネットワーク上の伝送時間や高速・大容量通信について検証するねらいもあった。なお、一般向けのイベントにおいて、遠隔地とのインタラクティブなコミュニケーションに「5G」を取り入れるのは国内で初めてとのこと。
「産直市」は、「生産者」「行政」「JR東日本グループ」の3者が一体となり、首都圏の駅構内で地産品を紹介・販売する地域再発見プロジェクト。南三陸さんさん商店街は、「サンサンと輝く太陽のように、笑顔とパワーに満ちた南三陸の商店街にしたい」というコンセプトのもと、2012年に仮設商店街として開業。その後、昨年3月に常設商店街として再オープンした。