販売促進の専門メディア

           

販促NOW ツール編

店外との顧客との関係をつなぐツール

向坂文宏氏(桜美林大学専任講師/ストア・コミュニケーション・プランナー)


2017年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が「インスタ映え」と「忖度」に決まった。「インスタ映え」は、写真を中心としたソーシャルメディアによるコミュニケーションを表した言葉であるが、店頭での購買行動にも無関係ではない現象だ。

店頭といえば、「撮影お断り」が当たり前の空間であったが、SNSを見ていると、かわいい商品やユニークな訴求内容のPOPの写真をいくつも見かける。お店がいくら撮影禁止をうたっても、買い物客の行動の変化を抑制するのは難しそうだ。

そんな変化に対して、近年はお店側も柔軟に対応している。バレンタインやハロウィンなどの商戦期には、売り場の一角へ季節感のある撮影コーナーを設置したり、わざわざ写真撮影用の商品ディスプレイを展示するなど、積極的にSNSへの拡散を狙った展開を行っている …

あと71%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

販促NOW ツール編 の記事一覧

店外との顧客との関係をつなぐツール(この記事です)
専門性が必要な商品選び 瞳のスタイル提案
買いやすい空気づくりに対して店頭ツールができること
思わず座って確認 商品に語らせる「技術の見える化」
いかに体験へ誘引させるか これからリアル店舗が考えること
過剰に目立たせない 売り場になじむ店頭ツール

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する