オリエンタルランドの着眼点 OOHは現場で決める
東京ディズニーリゾート(TDR)は、なぜ屋外・交通広告(OOH)を多用するのか─毎年シーズンイベントごとにOOHを多面展開するオリエンタルランドだが、TDR付近の関東圏以外でもOOHを活用している。とくに近年、力を注ぐのが名古屋駅。名駅のOOHメディアを扱うジェイアール東海エージェンシー(JTA)の松永泰典氏が、その背景をオリエンタルランド(OLC)宣伝グループの松本伸一郎氏、西本哲郎氏に尋ねた。
国内外の交通・屋外広告アイデア
市街で直観的にアプローチできるのがOOHの利点のひとつ。また、もう間もなく訪れる2020年には、いっそう多くの外国人観光客が訪日することが予想されます。2017年に実施された国内外の事例から、インスピレーションに富む事例やメディアを集めました。
あずま屋に蚊帳 商品特徴をそのまま現実世界に
SC Johnsonの虫除けクリーム・ローションブランド「Autan」がクロアチアで行った施策。
公園内のあずま屋(gazebo)に蚊帳を張り巡らし、天頂部には旗印のように、商品パッケージを模したフラッグを掲げた。
商品特徴をそのまま現実世界にメリットとして具現化した。害虫から守られている実感とともにブランドに接触させている。担当した広告会社はImagioオグルヴィ。
衝突回避時にパシャリ 新機能が救った人々
フォルクスワーゲンがベルギーで行った施策で、衝突防止システムを搭載した新型車のプロモーション …