熊本県は1月17日、首都圏における自治体PRの場として、東京・赤坂にある「スナック玉ちゃん」とコラボレーションし、「スナックくまちゃん」を期間限定でオープンする。駅前広場や百貨店、期間限定カフェなどの自治体PR企画は多いが、自治体とスナックが組むのは初という。
「スナック玉ちゃん」は、芸人の玉袋筋太郎さんがオーナーを務める店舗で、愛称の「玉ちゃん」を店名にした。
熊本県による「スナックくまちゃん」のオープンは1月17日~2月16日。提供するものは、熊本県産焼酎などの飲みもの、熊本県産・名産の食材、県内観光物産PR。セット料金で男性7000円、女性4000円(いずれも税込)。時間無制限で飲み放題・歌い放題。「料金設定が分からなくて入るのが恐い」という声に応えた料金設定という。
毎週水曜日はレディースデーとし、ウエルカムドリンクや豪華熊本グッズが当たるゲームを行う。また、毎週金曜日は、「くま金ナイト」と銘打ち、「のど自慢大会」「馬肉ナイト」「くまBARナイト」などを実施。土曜日にもトークセッションなどのイベントを行う。
営業時間は夜8時~深夜0時で、店休日は日曜日、祝日(2月12日)。1月20日を除く土曜日はイベントのみで通常営業は行わない。
スナックは、雑誌で特集が組まれるなど、近年再評価されている。「『大人の社交場』でのナイトプロモーション。お酒や食事、県民との交流を通じて、熊本の魅力を体験していただき、認知度向上につなげたい」(熊本県)