販売促進の専門メディア

           

「買う」5秒前2

バブルに連れてってもらいたいワタシ

草場 滋

最近、スキー場は家族客が目立つ。両親は懐かしみ、子供たちは心躍らせる。今や「バブル」はファンタジーの対象なのだ。

イラスト:高田真弓

一昔前、バブルは嫌われていた。特に氷河期世代と呼ばれる若い人たちから敬遠されていた。

それがここへ来て、にわかにバブルに風が吹いている。潮目が変わったのは、一昨年のワイモバイルのCMだった。桐谷美玲さんがバブル時代のディスコにタイムスリップするやつだ。続けて"バブル芸"が持ち味の平野ノラさんがブレイク。

昨年は、高校ダンス部日本一を決める大会で"バブリーダンス"を披露した登美丘高校が準優勝し、使用曲の『ダンシング・ヒーロー』を歌った荻野目洋子さんも再び脚光を浴びた。極めつけは、バブル時代の映画『私をスキーに連れてって』の公開30周年とコラボしたJR東日本のスキー・キャンペーンの笑えるCMである。

そう、気づけばバブルは笑える対象になっていた。原因は何か …

あと66%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

「買う」5秒前2 の記事一覧

バブルに連れてってもらいたいワタシ(この記事です)
JKなのに居酒屋に行きたいワタシ
ストレス・フリーが好きなワタシ
進化する商品が好きなワタシ
あれもこれも、ではなく1つの分野に特化する強み
人は案外、決められない生きもの 背中を後押ししてくれる「ガチャめし」
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する