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U35若手販促キーパーソン

マザーハウスのファッション面を牽引 新店舗でさらなる挑戦へ

高地亜季(マザーハウス)

現場で活躍しながら、企業の未来を担う35歳以下の販促キーパーソンを取材する当連載。第6回に登場するのは、10月27日にオープンした「マザーハウス 丸ビル店」の店長、高地亜季さん(33歳)。自身が好きなファッションを通じ、「マザーハウスをより多くの人に知ってもらいたい」と意気込む。

マザーハウス
マザーハウス 丸ビル店 店長
高地亜季さん

1984年東京生まれ。2012年マザーハウス中途入社。モザイク銀座阪急店に配属。以後4店舗経験。店長としてキャリアを積みながら、ストールに対する活動を通じて、ファッションへの思いをより強くさせる。丸ビル店ではストール、ジュエリーも多く取り添え、ファッション提案を強化する。

販売実績を積み重ね、テナントとの交渉が成立

マザーハウスは2006年に創業し、バッグをはじめ、ストール、ジュエリーを取り扱うファッションブランドを製造・販売している。商品を発展途上国で生産し、日本などの先進国で販売する方針が特徴。2017年11月時点で、生産拠点はバングラデシュやネパールなどの4カ国、販売店は国内外に32店舗を構える。

高地亜季さん(33歳)は、2012年に中途社員として入社し、現在6年め。2店舗めの「東武船橋店」で店長を任されて以降、「アトレ吉祥寺店」「北千住マルイ店」と続けて店長を務め、10月27日に同社31店舗めとして東京駅の丸の内ビルディングに新しくオープンしたばかりの「丸ビル店」の店長に抜擢された。

店長として、高地さんがこれまでに最も達成感を得たと話すのは、2店舗めの東武船橋店でのこと。配属された当初、店舗は東武百貨店4階の婦人服フロアにあった。導入階ではなかったため店舗の前の人通りは多くはなく、1日の来店者数も少なかったのだという。

「人通りが少なかったことに加え、百貨店のバッグ売り場は1階にあった。バッグをお探しの方が4階までお越しになることは多くありません。1階に移りたいと百貨店側にお願いしたのですが、当時のマザーハウスにはまだ(移動の根拠となる)販売実績がありませんでした。ならば、本気で実績となるものを作ろうと思ったんです」(高地さん)

そこで、1階の入り口付近にあるイベントスペースを半月に1回のペースで借りて、計6回ほど出店。のべ1週間の出店期間で、4階店舗の1カ月分の売り上げを記録するなどの実績を積み重ね、マザーハウスとしての姿勢を知ってもらう努力をした。

「また、オープンしたての東武船橋店では顧客の方々も多くなかったので、一度購入したお客さまに対し、イラストなどを添えてていねいにしたためた、お礼のダイレクトメールを送る習慣を根付かせるなど、お客さまとの関係性を大切にすることを意識しました。

イベントスペースへの出店の際は、新規のお客さまに見つけていただくことだけに注力するのでなく、既存のお客さまにも価値を感じていただけるように、限定商品や先行販売商品を用意するなど工夫しました。その結果、現場の努力を百貨店さんにご理解いただくことができ、小さなスペースではありましたが、1階のバッグのフロアに移動できました」 ...

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