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REPORT

アマゾンジャパンが銀座にバーを開店

アマゾンジャパン

アマゾンジャパンは10月20日、Eコマース最大手の「Amazon.co.jp」で販売する酒類商品のプロモーションとして、東京・銀座に期間限定店舗をオープンした。その目的は何か。アマゾンジャパン消費財事業統括本部長の前田宏氏に取材した。

「Amazon Bar」の外観。膨大な数の酒類を扱っていることをアピールするためか、店舗内外で多くの酒びんをディスプレーしていた。発表会は週末に台風が迫っていた日に行われ、あいにくの雨だった

約5000本の酒類を揃える 注文はタブレット端末で

アマゾンジャパンは10月20日、Eコマース最大手の「Amazon.co.jp」で販売する酒類商品のプロモーションとして、東京・銀座に期間限定店舗をオープンした。

店舗にはサイトで取り扱う数万点のうち、約5000点を揃えた。年末年始を控え、飲酒の機会が増える中で、「Amazon.co.jp」で酒類が買えることをアピールする狙い。期間は10月29日まで。営業時間は夕方5時~夜11時だった。場所は仕事帰りや買い物帰りなどに立ち寄りやすい場所として、広さや使い勝手などを勘案して決定したという。

店頭に設置したタブレット端末で、ウイスキーやワインなど好きなジャンルを選び、4択の質問に6問答えると、おすすめの商品を表示する。質問は、「今日は予定や仕事が盛り沢山な一日でしたか」など。

勧められた酒の中から注文したいものを選ぶと、2種類の紙が印刷される。1枚はカウンターでの注文票となる。価格は1杯500円~1500円。もう1枚には2次元コードが印刷されており、スマートフォンなどで読み取ると、勧められた商品の詳細ページが開く。

オープン中は毎日、日替わりでイベントも実施した。入手困難な酒や、発売前のものの試飲ができるもので、夜7時、同9時の1日2回開催。国内に2000本のみというサッポロビールの高級ビール「ヱビスマイスター」の試飲会や、旭酒造(山口県)の桜井一宏会長による講演、アサヒビール「ジャックダニエル」のバーチャルリアリティを活用した蒸留所体験などを行った ...

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