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販促NOW パッケージ編

インスタグラムとパッケージデザイン

小川 亮(プラグ)

"インスタ映え"するパッケージデザイン、ソーシャルメディアに投稿してもらうためのパッケージデザインや仕掛けにはどんなものがあるだろうか。日々の仕事の中で、よく耳にする課題である。できるだけ多くの人に広めてもらうことで露出やロイヤルティを獲得したい。

ブランド担当者としては悩ましい点である一方、チャンスでもある。ソーシャルメディアにおいて、パッケージを通じてどんな仕掛けをすればいいだろうか。

そんなことを悩んでいたら、ふと知人の「Instagram(インスタグラム)」の投稿が目に付いた。彼女の素敵なネイルはいつも楽しみにしているのだが、今回は背景にパッケージが写っていた。

ロングセラーブランド「チェルシー」のパッケージデザインのトーン&マナーを踏襲したネイルである ...

大切なのは、ヒントはユーザーの中にあるということだ。ユーザーイノベーションという言葉がある。1970年代にマサチューセッツ工科大学のエリック・フォン・ヒッペル教授が提唱した概念で、消費者が自らの課題や利用のために製品やサービスを創造したり、改良することを指す。それまでは「イノベーションは企業が行うもの」と考えられていたが、ユーザーから生まれるイノベーションが存在するという新しい主張は、その後多様な研究に発展した。

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