消費者にブランドを直接体験してもらえる場として注目を集めるポップアップストア。企画から実施に至るまで、最低限押さえるべきポイントがある。通行人の目をひく店舗デザインに強みを持つ、アクセスメイクの森隆生・専務取締役が解説する。

#同社が手がける店頭ディスプレイのイメージ。
#素通りされては意味がない ポップアップストアの捉え方
「ポップアップストアの外観や内観のデザインはPOPと同じ」─そう語るのは、アクセスメイクの森隆生・専務取締役だ。アクセスメイクはこれまで、家電量販店でのシェーバー什器やスナック菓子の店頭POPのほか、展示会に出店する企業のブースのデザインを手がけてきた企業。
常設店舗の場合、消費者に店舗自体の存在を知られていれば、たとえばテレビCMやチラシなどをみた消費者が目的を持ってその店舗を訪れる。だが、ポップアップストアではいくら人通りが多い場所に出店したとしても、消費者が目的をもって来店するケースは決して多くはない ...
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