パナソニックは、男性向けシェーバー「ラムダッシュ」のポップアップストアを9月7日、表参道にオープンした。1時間1席までの予約枠は当日までにほぼ埋まり、当日枠も合わせて最大32人の想定に対し40人が訪れるなど盛況を博した。

製品の世界観にこだわった空間で、特別な体験を
パナソニックが展開する「Panasonic LAMDASH LOUNGE(パナソニックラムダッシュラウンジ)」は、メンズシェーバー「ラムダッシュ」シリーズの数量限定モデル「ラムダッシュ リミテッドエディション」の体験の場として企画したポップアップストアだ。
「ラムダッシュ リミテッドエディション」は、グリップ部分に天然の木を用た高級感のあるデザインで、シェービングの時間を楽しむ嗜好品をイメージした製品。ことし9月に発売した。チーク、ローズウッド、マホガニー、バールウッド、ウォールナットという質感や色味の異なる5種類から選べ、一台一台刻印したシリアルナンバーや、天然木材ならではの二つとない木目が、自分だけのシェーバーという満足感を醸成する。
「市場想定価格は8万円。ただ、このラグジュアリーな世界観はこういった価格設定や平面広告、テレビCMだけでは伝えきれません。また、シェーバーの良さは実際に使ってもらわなければわかりませんが、店頭では衛生面の問題などもあり、なかなか試すことができません。そこで、内装やおもてなしにもこだわった特別な場所で、特別な体験をしてもらおうと考えました」と、パナソニックの陣内克博氏(スモールアプライアンス商品部)は話す。
これまで3年間、5都市でのプロモーション活動として街頭での体験イベントを行ってきたが、上質な体験はもちろんだが、主に体験人数を増やすことを重視してきた。そのため今回の「リミテッドエディション」のプロモーションではよりていねいに接客しようと、体験時間を1人40分に設定。東京・表参道にあるポップアップスペース「Zero Base」の1階と2階を体験スペースとして使用した。
体験客は1階でアテンダントのアドバイスを受けながらシェーバーの試用体験を行ったあと、2階のラウンジでサービスのお酒を飲みながらくつろげる ...