ブランド体験の最大化において、必要な要素とは。ここでは場を捉えたプロモーション・PR・デジタルを複合的に展開するフロンティアインターナショナルについて紹介する。
紹介文
同社は設立以来、イベントやキャンペーンなど、企業のセールスプロモーションにおける業務を実施。話題性喚起や集客が求められる中、同社にはその空間プロモーションに特化したスペースプロデュース部がある。
環境が整っているイベントスペースや展示ホールはもちろん、環境が整っていなくとも、課題をクリアできる実現に向けたノウハウ(法令や条例、手法、情報など)が強み。社内にはPRやデジタル、店頭販売事業、飲食事業などといった専門部署があることも特徴だ。近年、よく耳にするポップアップストアだが、ブランド体験だけでなく、購入やサービスといった、ここだけの特別感を演出することで、顧客にさらに興味を持たせるだけでなく、デジタルと連動した施策が必須になっている。
事例
ハイネケンの新デザインボトルの日本市場への本格導入を記念し、プレミアムなボトル飲み体験ができる期間限定ラウンジ。
内外装施工、イベント運営、飲食メニュー提案・飲食運営を担当した。
オープニングでは、拡散力のあるモデルやクリエイターを招待し、ブログや口コミ、ソーシャルメディアによるPR効果を狙い、ブランディング戦略を実施した。期間は約1カ月実施し、平日は夕方5時から夜11時まで、週末は昼12時から夜11時まで営業。
また週末はオープニングパーティーでカリスマ人気モデルが乗って登場したハイネケン特別仕様のロンドンタクシー「star cab」を期間中、一般応募の中から抽選で会場へ送迎するなどのプレミアムなサービスも実施。
POINT
(1)シナジーを生む組織力
スペースプロデュースのほかにPR、デジタル、販売支援、飲食事業などの専門部隊があるため、単なるスペース選びだけではなく、ブランド体験を最大化するための総合的なプロデュースが可能
(2)デジタルを活用したインタラクティブなプロモーションにも強み
デジタルの専門部隊がいるため、リアルで完結せず、ソーシャルメディアなどを活用した拡散までもサポート
(3)フィジビリティ(実現可能性)の高さ
ポップアップストアは場所の制限や集客など、いくつかハードルはあるが、フロンティアインターナショナルではその課題をクリアし、実現する実績やノウハウが豊富
#編集部のオススメ
OOHとしてビジュアルとプロジェクターによるロゴマークを掲出。施設の入り口で映像を設置し、人が立つとその背景にロゴマークの星が現れたりと、写真撮影スポットとして来場者が自ら写真を撮りたくなる仕掛けを施した。ソーシャルでの拡散を狙える。
お問い合わせ
株式会社フロンティアインターナショナル
第一営業本部 スペースプロデュース部 田中輝之 宛て
TEL. 03-5778-3500