プロモーション活動を行う際、どんな企業をパートナーに選ぶかで、その後の成果が大きく違ってくる。成果を出すために、企業側の担当者はどのような視点でパートナーを選んでいるのか。毎号、さまざまなクライアント側の視点を聞いていく。
はなまる
[今期のプロモーション予算]金額非公開
販売促進とプロモーション(広報)の予算は分けて立てている。
2013年に健康宣言を行い、さまざまな健康志向の商品を発売、今後も健康を意識したターゲット別の施策に取り組んでいく。
セルフ式讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」の運営と同フランチャイズ事業の開発・運営を行うはなまる。
讃岐うどんの本場、香川県高松市で創業し、2017年2月時点で国内に428、海外で33の店舗を展開している。
ことしは、同社で初めてとなる「うどん県のそうめん」の販売を開始。これに合わせたPRとして、ネット上の話題づくりを狙い、「はなまるうどん祭り」という総合イベントを開催した。同イベントは代理店を通さず、そうめん研究家「ソーメン二郎」こと東京カルチャーカルチャーのプロデューサー・テリー植田氏に直接アプローチし、短期間での開催を実現した。イベントのチケットは早々に完売し、メディアでも紹介されるなど、高いPR効果をあげた。
温度感
少し前にネットで話題になっていても、この先、その熱は続くとは限りません。他社の成功事例は参考になりますが、同じような企画を実施しても消費者にとっては既視感のある温度の低いものととらえられてしまいます。
そのため、私たちも前のめりになれるような、次に来る、熱くなる前の企画を求めています ...