販売促進の専門メディア

           

販促NOW パッケージ編

オンライン販売パッケージで大切なこと

小川 亮(プラグ 代表取締役)



ネットの売上高構成比が上がるとパッケージデザインにはどんな影響があるのか。最近、多くの方から質問を受けるようになった。確かに食品やトイレタリー商品など、オンライン販売が多くなると、パッケージデザインの役割も変わりそうだ。一体何を大切にすべきだろうか。

その点を考えるにあたり、好例と言えるのがオイシックスの牛乳のパッケージである。オンラインで販売されているオイシックスオリジナルの岐阜県産と北海道産の2つの牛乳の商品名は「冷涼な高原が育てた 飛騨高原 牛乳」と「大地と風が育てた北海道根釧 牛乳」とやや長い。

側面には商品購入へのお礼がつづられており、続いて「根釧地区で生産された生乳だけを使っています。暑さに弱い牛たちも、広々とした牧草地でのんびり散歩をしてくらしています。成分調整をしていないので、さっぱりした自然の味わいです」といった、かなり長い商品説明文が記されている。

裏面の一括表示面には「たべもの安心宣言」「作った人が、自分の子どもにたべさせられるものだけを食卓へ」といったオイシックスのブランドスローガンが書かれている ...

あと66%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

販促NOW パッケージ編 の記事一覧

オンライン販売パッケージで大切なこと(この記事です)
この春、No.1のパッケージ
「どこからどこまでがパッケージか」をいったん捨ててアイデアを考えてみる
「新しい顔」となるための条件
売る力とパッケージデザイン
「新しさ」と「安心感」を両立、新発想のパッケージで市場開拓
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する