
- 8K映像技術のプロモーションのための映像コンテンツ制作
オリエン内容
電通 CDC 小池 宏史 氏クリエーティブディレクター・プランナー。デジタル領域、統合ソリューション領域を中心として、広告、サービス、コンテンツ、プロダクト、などのプランニング、ディレクションを行う。 |
Talk 01
【目的】
新しい映像フォーマットをいかにして普及させるかは、これまでも映像業界にとって、常に課題となる領域でした。アナログ画質(SD)から高画質(HD)、さらに上回る4Kと、映像技術の進化の各段階で、一般の視聴者に「新しい映像技術が描く未体験の映像世界」をどのようにイメージさせられるか。必然性や可能性を感じられるか。その強さとスピードによって、その普及の速度と確度が変化します
- 目的の設定は、本質的に、シンプルに、具体的に。目的が、本質的であればあるほど、それだけ企画の自由度が高まる。
Point
Talk 02
【商品スペック】
8K UHDTVのフォーマットは、4Kの16倍の精細さである7680x4320の解像度、120フレーム/秒の速度、22.2チャンネルの音響、ハイダイナミックレンジ、といった驚異的なクオリティを誇ります。しかし仮に、これらをそのまま数字で見せても、正確にグラフで図解しても、一般の視聴者にはその凄さは伝わりません。視聴者には、「具体的な映像体験」として提示するのが最も分かりやすい伝え方です
- 訴求するべき商品のスペック確認。スペックは商品の持つ魅力や価値とその問題とを同時に内包している。それらをフラットに見つめれば、アプローチの糸口を発見できる。
Point
Talk 03
【戦略】
これまで、放送局や映像制作会社がつくってきた映像コンテンツには、高い解像度や鮮やかな色など、映像の精緻な美しさを訴求してきたものが多く存在します。しかし8K映像には、そういった「映像美」以外にも、さまざまな映像表現の可能性が秘められています。それらの可能性、これまでの映像フォーマットでは不可能だったものを表現できる可能性を感じてもらえるコンテンツを作れないでしょうか
- 市場分析による戦略の提示。他社の動向を総合的に示せば、今回の戦略の独自性と妥当性を示すことができる。
Point
Talk 04
【事例1】
そうした思想に基づいて、我々はこれまでもいくつかの8K映像コンテンツを作ってきました。こちらは ...
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