協賛企業から出される商品・サービスのプロモーションについての課題を受け、解決策となるアイデアを企画書形式で募集するコンテストです。実務の課題を解決し、「人が動く」「売上につながる」斬新なアイデアを募集いたします。
第9回販促コンペの最終審査員は、どんな企画に期待しているのか。ここではそれぞれの視点からのアドバイスを紹介します。
審査員長
博報堂ケトル 代表取締役社長 編集者、クリエイティブディレクター
嶋 浩一郎氏
【アドバイス】人は企画をする時、自分の得意技や過去のいい仕事を参照しがちです。もちろん、それは仕事の成功確率を上げる賢いやり方だと思います。この〈販促コンペ〉は自分の可能性に挑戦する機会でもあります。いちど、全ての既成概念を取っ払って企画をしてみましょう。状況をシンプルにとらえて、自分が課題解決のために使える道具は何なのかまっさらな状況で考えてみてください。その手があったか!という解決方法が生まれてくるはずです。
アサツー ディ・ケイ アクティベーション・プロデュース本部
プランニング・ディレクター
石田 琢二氏
【アドバイス】その企画が世の中に出たとき、一人の消費者として、あなたが、ワクワクする企画になっていますか?その商品を買いますか?人に教えたくなりますか?ただそれだけをシンプルに考えたらいいと思います。世の中には楽しいことがいっぱい。エンタメも世にあふれている。そんな現代において、企業の販促で消費者をワクワクさせることができるのか?はっきり言ってむずかしいです。でも、だから企画はおもしろい!ワクワクする企画お待ちしています!
オイシックス 統合マーケティング室室長
チーフ・オムニチャネル・オフィサー
奥谷 孝司氏
【アドバイス】最近私が企画を考えるときに気をつけていること。それは「閉じる」戦略です。いかに特定のお客様を偏愛して、えこひいきしちゃうかです。そこに素晴らしいえこひいきと、愛し愛されているさまを作り上げることができるかです。その愛は必ず、まわりのお客様にも影響を与えます。その愛に気づいたお客さまに…
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