ネットメディアが写真を無断使用して問題となったケースは記憶に新しい。「内々の資料だから」とプレゼンに用いたことが公になり、プロジェクトが頓挫したケースもある。写真は企画書の説得力や訴求力を高めてくれる強い味方。本題と異なるところでムダなリスクを負わないようにしたい。
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「企画書だからいいか」はもはや通用しない
写真は企画書の強い味方だ。ときに表に出ないからと、ネットで"拾った"画像を使うケースもある。が、著作権問題で一部ネット企業が糾弾されても無関心なままでは、遵法意識を疑われてしまいそうだ。企画自体の質と全く関係のない、無用なリスクと言える。
実際ストックフォト「iStock」運営のゲッティ・イメージズ主催セミナーで最も人気なのが著作権関連という。「たとえば宇宙飛行士の写真。広告利用においては、著作権はもちろん、ヘルメットをかぶっていて顔が認識できなくても、パブリシティ権等の権利を主張されるケースが多いです。アームストロング氏などの日本で有名な飛行士でなくても、注意が必要です」(ゲッティ・イメージズの持家学氏)
「iStock」は投稿者のすそ野が広く、23万人ほどが作品を販売する。写真・イラスト・映像合計4000万点以上を扱う。
企画書やチラシやWebサイトに使われる素材には、"今"の空気が反映されていることが求められる。ゲッティ・イメージズでは専門のチームが素材提供者ネットワークを拡大しながら、良質な素材を増やすため、日夜努力している。
現在のところ、世界中で毎月80万点程度の素材が追加されているが、そのうち約5万点は日本を題材とした素材となっている。
法人向けのプログラムが他社と比べるときめ細かいのも特長だ。1カ月10点までで4000円、100点で1万5000円、250点で2万1000円(1枚あたり84円)となる。
写真に瑕疵があると、本題の見映えも損ねてしまうおそれすらある。著作権を守りつつ、うまく活用したいものだ。
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