資生堂は「マシェリ フレグランス ボディソープ」の発売を記念し、イメージモデルの小松菜奈さんとNissy(西島隆弘さん)共演によるWeb動画プロモーションを展開した。さらに、東急東横線の渋谷駅ヒカリエ改札前のデジタルサイネージ7柱(1柱4面)計28面を使って、1週間の限定特別バージョンを放映した。インパクトと視認性の高いメディアで、Web動画の認知、ブランドサイトへの誘引を図り、話題化と拡散を狙った。
Web動画は3月24日から、資生堂ブランド公式サイトで「永遠という名の花~マシェリ篇~」、Nissy公式サイトでは「永遠という名の花~花cherie篇~」を公開。「#きゅん接近から生まれる魔法のラブストーリー」とのテーマをかかげ、香りを感じる男女の距離感を2つの異なるストーリーで構成。4月17日には2つのストーリーを融合した完結編が放映された。
商品の主要ターゲットが多い渋谷で、駅構内の柱にあるデジタルサイネージの特徴を最大限に生かし、柱の2面、3面または4面を使って、2人がダンスしているシーンや走るシーンがトランジット(連動)しているように見せた。渋谷ヒカリエ改札前のデジタルサイネージは、音を出せる利点もあり、テーマソング「花cherie」(Nissy西島隆弘さんの第7弾シングル)を流し続けて映画のように広告できることも利点だったようだ。
関連キーワードのTwitter投稿数は、1週間で約1万件にのぼり、ブランドサイトアクセス数はプロモーション開始前の約2.7倍に伸びたという。