Amazonセールで1日240万食超、カルビー「フルグラ」のEC注力ポイント
若い女性層を中心に、朝食の選択肢として高い認知度を得ているカルビーの人気商品「フルグラ」。同社におけるシリアル系商品の主力として、ECサイト上ではどのような売り方をしているのか。フルグラ事業本部本部長の藤原かおり氏に話を聞いた。
ECの壁 突破口は「人」
ファッション業界では、ブランド単位だけでなく店頭スタッフという個人単位でお客がついているケースも少なくない。各社ECサイトとコーポレートサイトの統合を進めるなど、Webとリアル店舗の相互送客を進めるなか、ブログやソーシャルメディアを駆使するスタッフもまた強力な集客コンテンツになっている。その集客を牽引するインフルエンサーたちに、投稿で意識していることなどについて聞いた。
プレスとしてアカウントを持つことで、ブランドのPRの場を増やすことを目的にしています。自身にファンを作り、ブランドのファンにつなげることが狙いです。投稿の内容も、自身のパーソナルな部分とブランドや商品の紹介のバランスを考えています。投稿は、あくまでブランドのプレスとして行っていることを踏まえ、プライベートや他社の内容に関しての掲載や内容は厳選しています。
L’APPARTEMENTのスタッフからプレスを経て、2016年にスタートした新ブランドAP STUDIOのプレスとしてブランドの立ち上げに参加。現在は、AP STUDIOのプレスに加え、DEUXIEME CLASSE、L’APPARTEMENT、AP STUDIO3ブランドのビジュアル制作に携わっている。
新発売の商品や打ち出していく商品は日ごろのミーティングで把握し、それに合わせて投稿していきます。投稿は勤務が終わって帰宅してからまとめて投稿することが多いですが ...