販売促進の専門メディア

           

PROJECT DESIGN&Promotion 販売力を高める事業構想

客室は「飛行機のファーストクラス」 ホテルの新業態、ヒットの理由

ファーストキャビン

既存建物をリニューアルし、低価格かつ高品質のホテルに再生。従来のビジネスホテル、カプセルホテルが取り込めていなかったニーズを開拓し、稼働率は9割以上。ファーストキャビンは今、出店ペースを加速させている。

ファーストクラスのキャビンは、120センチメートル幅のセミダブルベッドやサイドデスクを備える。コンパクトでありながら、快適に過ごせる空間を実現した

飛行機のファーストクラスをイメージした、ユニークな客室のホテル「ファーストキャビン」が人気だ。2017年3月時点で、都内を中心に9施設を展開した。同ホテルを運営するファーストキャビンの来海忠男社長によると、「既存施設の平均稼働率は9割以上」。出店ペースを加速させており、この4月には2施設をオープンする。年内に20施設の展開を視野に入れる。

「訪日外国人の宿泊需要のほか、当ホテルは女性客の割合が高い。従来のカプセルホテルは男性専用のところも多く、女性が手ごろな価格で泊まるには、選択肢は限られる。ファーストキャビンのコンセプトは …

あと63%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

PROJECT DESIGN&Promotion 販売力を高める事業構想 の記事一覧

客室は「飛行機のファーストクラス」 ホテルの新業態、ヒットの理由(この記事です)
VRショッピングの先駆者、市場を拓く
日吉屋、「グローバルニッチ」で海外販路開拓
お酒の新業態、若者をつかむ
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する