消費者はときに、売り手としては想定外の、商品やサービスの活用方法を編み出すことがある。そんな「愛用シーン」には、新たな商品開発に生かせそうなヒントや、プロモーションで効果を発揮する訴求ポイントが隠されている。
ほてった肌に「冷やし雪肌精」
「雪肌精」を冷蔵庫などで冷やして使っていただいていることです。いまでは「冷やし雪肌精」として定着しました(コーセー/小林祐樹氏)
さらに5分待てばおいしさ増
即席めん「どん兵衛」で、お湯を注いだあとの待ち時間として推奨する5分でなく、10分待ってから食べる「10分どん兵衛」(日清食品ホールディングス/佐野正作氏)
俯瞰的な発想が生まれそう
「機内会議」。 当社の機内のシートピッチの広さや広いテーブル、USB電源を用い、機内でミニミーティングをされるビジネスパーソンがいらっしゃいます
(スターフライヤー/竹内隆介氏)
好きなキャラのメガネ姿が見たい
「JINS BRAIN」という、当社オリジナルの人工知能によるメガネのレコメンド(提案)サービスで、アニメキャラにメガネをかけさせて楽しんだり、作画の参考にお使いいただくケースが多く見られました。そのような使い方は想定外でした(ジェイアイエヌ/石島裕一氏)