日産自動車は、1月13日からWebプロモーション企画「日産公式プロトラベラー」を始めた。ツイートで応募して選ばれた3人のプロトラベラーが、同社のEV(電気自動車)「リーフ」で1カ月間自由にドライブを楽しみ、その様子を各自のソーシャルメディアで情報発信。プロトラベラーには同社から報酬30万円が支払われる。
同社EVユーザーが対象の「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2」の「使いホーダイプラン」は、月会費2000円(税別)で全国5600基以上のEV用急速充電器が無制限に使える、というもの。企画では、同プランを「旅ホーダイ」というキャッチコピーに置き換え、20歳代~30歳代の若者がリーフに乗って日本中を旅したくなるような話題の喚起をねらった。
EVは「航続距離が短いと思われている」「充電に関する情報があまり知られていない」といった課題を抱えている、と同社は認識。そこで企画はこれらのネガティブな印象を払拭するとともに、高年齢層のオーナーが多いリーフの魅力を若者に訴求することを目ざしている。
1月27日までの募集期間中、応募に関するツイートが約2万件あり、応募総数も5000件に上った。選ばれた3人のプロトラベラーは2月14日以降、貸与されたリーフでドライブ中だ。同社は企画を通じて「旅」を応援し、若者が日本中を旅したくなるような話題づくりを目ざすとしている。