新しく発信される消費者の調査データの中から、編集部が注目した調査結果をお届けします。
総務省の家計調査によれば、教育費の支出は前年比8.7%と増加している。個別指導の学習塾「明光義塾」では、全国の小学4年生~高校3年生の子どもを持つ保護者を対象に子どもの教育費に関する実態調査を実施した。ここでは小学生・中学生・高校生、また国公立と私立とで教育費についてどのような違いがあるか探った。
- 調査手法:インターネット調査
- 調査時期:2016年10月~11月
- 調査対象:(1)Fastask 全国の子どもを持つ保護者 有効回答数560人
(2)メイコミュ 全国の子どもを持つメイコミュ会員 有効回答数142人 - 明光ネットワークジャパン調べ
DATA1 私立小学校の4割は総教育費について「考えたことがない」
子どもの大学までの総教育費が1000万円以上かかると回答した保護者は全体の約20%を占めた。「大学にいかない」と答えた保護者の割合は高校生が7.8%(私立)、13.7%(国公立)と最も高かった。学費や学習塾以外でかかった意外な費用としては「部費」や …
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