ホームセンター大手カインズが取り扱う商品点数は、店舗にばらつきはあるものの約10万点を優に超える。取り扱う商品の種類は多岐にわたり、用途も多様だ。いかにして来店者に商品の存在・使用方法を伝えているのかについて同社 販売促進部の大澤寛彰氏に聞いた。
動画で好奇心を刺激 Webサイトからも店舗に送客
ホームセンター大手のカインズでは、10万点以上にもおよぶ店頭商品の使い方などを紹介するため、積極的な動画の活用に取り組んでいる。これまでに、約150本の動画を制作し、そのうち140本がDIY動画だ。
制作の予算は1本あたり10万円以下。企画や撮影スタジオのセットは自社で行い、撮影や編集、役者などは外注している。制作した動画は店頭のデジタルサイネージや小型モニター、特設Webサイト「CAINZ DIY STYLE (カインズ・ディーアイワイ・スタイル)」で流している。
動画活用を始めた理由は …
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