「効果測定」は、あらゆるプロモーション施策でネックになる。店舗への集客施策でも同様だ。どうすれば、店舗への動線を可視化できるか─。さまざまなアプローチがあるが、そのひとつの手法として、グーグルが提供する「来店コンバージョン」に視線が注がれている。
スマートフォンの位置情報から来店客データの計測が可能に
─近年、販促の現場では、データを活用して売り上げを向上させる取り組みが増えています。「来店コンバージョン」は、2015年10月のローンチ以降、オンラインからの店舗への送客を可視化するツールとして、各店舗での導入が進んでいますね。
信濃氏 当初はGMS や家電量販店、百貨店のようなビル全体が店舗の店から始まり、現在はコンビニエンスストアやショッピングモールの中の小型の店舗などにも導入が広がっています。
「来店コンバージョン」の大まかな仕組みは、オプトインしたユーザーのスマートフォンの位置情報をベースに、広告をクリックしたユーザーが店舗に実際に来店したかを計測するというものです。GPSやWi-Fiのシグナルによってかなり正確な情報を取得することができます。最近は …
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