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三菱地所、「接客音声翻訳」アプリ配信など業界ニュース(1)

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<新サービス>
しもきた商店街、全国初一括免税サービス

免税手続きサービスを手掛けるグローバルブルーティエフエスジャパンは、小田急・京王線下北沢駅北口前に免税専用端末機25台を一括導入する。11月25日から訪日外国人に対する免税サービスとして提供を開始した。これにより、訪日外国人はその場で簡単に免税手続きができるようになる。これまで訪日外国人は、各店舗で購入後、商店街に開設されている一括免税カウンターに足を運んで免税手続きをしなければならず、利用の妨げとなるケースがあった。商店街が一般型免税店方式のサービスを一括して導入するのは全国で初となる。

グローバルブルーティエフエスジャパンは、「下北沢は新宿や渋谷から近く、また日本のサブカルチャーの発信地。東京五輪に向けて増えることが予想される訪日外国人が訪れる場所として期待が高まっている。

しもきた商店街に便利な買い物環境を整えることで訪日外国人に日本ならではの商店街の魅力を知ってもらいたい。地域活性の貢献にもつながる。今後は全国の商店街での免税専用端末機の導入も視野に入れ、画期的なサービスを目指す」としている。

<新サービス>
VR技術で江戸時代の風景を再現 タイムスリップタクシー、サービス開始

ハイヤー大手の日の丸リムジンは、タクシーに乗りながら大名屋敷、旗本屋敷、寺院など、江戸時代の大江戸八百八町の街並み、風景、風俗などが楽しめる『タイムスリップタクシー』サービスの提供を11月10日より開始した。

同社は2015年から訪日外国人客向けの空港送迎、通訳サービスを展開するなど「タクシー移動の国際化・エンタテイメント化」に本格的に取り組んでいる。『タイムスリップタクシー』とは、江戸時代の御城を中心に、大名・旗本屋敷、町人街、町奉行所、寺院などの描かれた古地図に基づきタクシーで歴史スポットを巡るツアーである。

同ツアーは、凸版印刷の「ストリートミュージアム」というサービスを採用。過去だけではなく、未来都市などを自由にタイムトリップできる仮想現実(VR)を活用している。

旅行者向けに開発された同サービスは、同社が長年培ってきたCGやVRの表現技術を核に、コンテンツの企画・制作から、配信、閲覧アプリケーションの開発までをワンストップでサポートする。

これまでに福岡城や熊本城、肥後名護屋城、駿府城でのガイドツアーや山内丸山遺跡でのタブレット端末のITガイドシステム、富岡製糸場のCG映像ガイドツアーなどですでに採用されている。

コースは二つあり、「江戸城コース」と「忠臣蔵コース」とがある。12月31日までは期間限定でそれぞれ5000円と1万6000円だ。

<市場調査>
動画広告市場規模、前年比157% スマホの比率が全体の約7割に

動画広告に特化した研究をする機関・オンラインビデオ総研(サイバーエージェント子会社)は、デジタル市場調査会社デジタルインファクトとの共同で国内動画広告の市場動向調査を行った(調査期間:2016年7月~9月)。

調査によると、2016年の動画広告市場規模は842億円で、前年比157%の成長率だった。中でもスマートフォン動画広告の需要は前年対比2倍の成長をしており、動画広告市場全体の約7割を占める。2022年には2918億円に達し、うちスマーフォンの比率が約84%になると予測している。

広告商品の割合をみると、インストリーム広告の割合が市場全体の半分以上を占めており、439億円となった。

インフィード広告においては、スマートフォンでのユーザー体験を損なわない広告フォーマットの普及により、197億円と著しく成長し、前年比約2.5倍となった。

また2016年は、インフィード広告とインバナー広告を合計したアウトストリーム広告と呼ばれる広告商品の需要が急増した。

全体の規模としては、2022年には5倍超成長の1018億円に達するとみられている。

今後の市場動向の見解として2社は、「動画広告は、成長とともにインターネット広告市場における影響力が年々高まっている。ユーザーと広告主が提供する商品・サービスとの健全なコミュニケーションにより、双方の信頼関係が醸成されるような広告体験の提供や、広告主がその効果を測定するための統一した効果指標の開発と普及が求められている」と述べた。

<新サービス>
三菱地所、訪日観光客・外国就労者への接客サービスの強化するアプリ 「接客音声翻訳」を配信開始

三菱地所および三菱地所プロパティマネジメントは、グループが運営する丸の内・横浜エリアの商業施設約45棟において、商業接客に特化して開発したオリジナル翻訳アプリ「接客音声翻訳」を配信する。11月1日より配信する同アプリは、訪日観光客やエリアで働く外国就労者への接客サービス強化を図るために開発された。

このアプリには、基盤となるシステムにNICTが開発した多言語音声翻訳アプリ「Voice Tra(ボイストラ)」を採用。試験期間中に上がった店舗からの声を参考に、おもてなしに役立つ約3000のワード・フレーズを新たに導入している。

接客の際の商品紹介などに利用する日本語特有の言葉が追加された。

また『おもてなしフレーズ』として、日常的な接客シーンや災害等の緊急時に活用できる基本的なフレーズが登録されている。

加えて、日本語から英語、中国語、韓国語への音声翻訳が可能で、19言語のテキスト翻訳にも対応している。

さらに便利な機能としては、過去に使用した履歴からよく使用するフレーズを登録すると、容易に音声出力できる「マイフレーズ」機能がある。この機能により、アプリのユーザーごとにカスタマイズすることが可能となる。

このアプリは、ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ、三菱地所リテールマネジメントなど三菱グループ内における商業施設他施設にて順次運用を予定・検討している。グループに限らず、広く一般の人にも無料で利用できるようにする。

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