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グローバル戦略の一環で「旗艦店」をオープン 伝統とテクノロジーを組み合わせたショップ

ニューバランス原宿

ニューバランス ジャパンは、ことし3月に商業施設「アクアシティお台場」、10月には札幌に、11月には大阪に直営店をオープンした。ファッションやランニングからブランドイメージを拡大している同社の戦略について聞いた。

レディース向け商品を強化。いまでは半数以上の顧客が女性だ。トラックレーンで実際にシューズの感触を試せる。

ニューバランス ジャパンは11月4日、日本初となるグローバルフラッグシップストア「ニューバランス原宿」オープンに関する記者発表会を行なった。同社はグローバル戦略の一環で各国にフラッグシップストア(旗艦店)をオープンしており、5日より営業している原宿店はソウル(韓国)、ボストン(米国)、ロンドン(英国)に続く4店目。11月中にミラノ(イタリア)とサンフランシスコ(米国)にもオープンした。

原宿店は4階建てで広さは約1400平方メートル、ランニング製品を軸に1000以上のアイテムを揃えた。ショップのコンセプトはスポーツとテクノロジーの融合。1階のランニングコーナーには、足型を立体で計測できる3Dスキャンを設置した。また、ランニング時の足運びの特徴をスタッフがチェックするためのレーンも用意し、一人ひとりの顧客に合わせた接客を目指す。2階は女性、3階は男性向けフロアとなり、同店だけの限定商品も用意した。4階は同社では初となるカフェを併設し、イベントなども開催する。

同社グローバル 副社長のクリス・ラッド氏は …

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