買い物行動をデータで捉え、個々の消費者理解を深める
国内市場に大幅な成長が期待できないこれからの時代、大半のメーカーにとっては、従来からの売り上げ・シェア競争に加え、優良顧客の獲得競争が大きな課題となっている。そのためにどのようにデータを駆使するべきか。博報堂 博報堂買物研究所の前嶋誠一郎氏が解説する。
デジタル販促 瞬間を捉えて売上増
「デジタル分野に精通しているわけではないけどLP(ランディングページ)の制作を任された」「LPをつくったのは良いけど成果につながらない」といった経験をしたことがある人は少なくないのではないだろうか。ここではLPを制作の基本や、いますぐ使えるノウハウを紹介する。
まず初めに、ズバリ宣言しよう。今からお話しする“最強の売れるノウハウ”をしっかり実践すると、“100%確実”にネット広告の費用対効果(ROI)を上げることができる。もっと言うと、あなたの会社のネット通販の売上は最大化できると約束するし、何なら保証しよう。
ネット広告の売上を最大化する“最強の売れるノウハウ”の中で、今回はランディングページ制作において、絶対に必要なテクニックについて大公開する。
まずはランディングページの構造についてお伝えしたい。ズバリ、広告から誘導するのは、既存の「本サイト」のトップページや商品ページではなく、必ず商品ごとに独立した“瞬発力と勢いで申し込ませる”構成になっている「広告専用ランディングページ」にするべきである。必要最低限のコアな情報を提供し、「お申し込みへの誘導」のみを意識したページを制作するとコンバージョン率は劇的に上がるのである。
ランディングページはとにもかくにもコンバージョンが全て。訪れた人に選択肢を与えず、全ての導線をコンバージョンに集約すべきだ。
例えばLEOシャンプーという商品でネット広告を打ったら、その誘導先(リンク先)の「広告専用ランディングページ」ではLEOシャンプーしか申し込めないページにする。選択肢を与えず、必要最低限のコアな情報を提供し、その一つの商品を売ることのみに集中したページを制作することだ。
では、実際にどのようなランディングページにすればいいのか、もっと具体的に“最強の売れるノウハウ”をお伝えしよう。
そして広告原稿(ディスプレイ広告)と一貫したクリエイティブにすること!
過去16年間で“累計200億円”の広告費をクライアントからお預かりして【A/Bテスト】を繰り返した結果、コンバージョン率が高いランディングページのファーストビューのレイアウトは …