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タクシーは拾うから「選ぶ」へ『ファブタク』が登場

このシールがファブタクの目印。

芳香剤が取り付けられている。

タクシー大手の日本交通と日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)は、業界初の消臭されたタクシー「ファブタク」を展開した。

8月30日から9月29日までの期間中、全国で1万3500台が運行。期間中は、目印として窓にステッカーを貼った。ファブタクは、P&Gの自動車専用芳香剤「ファブリーズ クルマ イージークリップ」を装着したタクシー。タクシー配車アプリの「全国タクシー」から車種指定で呼ぶことができるようにした(日本交通グループのみ)。

今回の狙いについて、P&Gの広報担当者は、「『クルマ用ファブリーズ』を使ったことがない消費者に対して大きなトライアルの機会。特にビジネスマンとの接点となる『ファブタク』は、男性市場開拓の貴重な機会」と説明した。

一方、日本交通の広報担当者は、「消臭対策を強化し、“タクシーが臭い”というイメージを覆したい。乗客に“選ばれるタクシー”として認知していきたい」と話した。

背景としては、2015年12月に2000台限定で試験的に展開されたものが好評を得て、今回の実施に至った。また、調査ニュースサイト「しらべぇ」が行った調査では「タクシーでもっとも改善してほしいと思うこと」は男女ともに「車内のニオイ」が1位(男性:45.5%、女性:54.3%)という結果になり、課題に感じていたという。

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