イオングループ傘下のイオンディライトの自動販売機事業本部は、新たな成長戦略としてサイネージの事業化に取り組んでいる。そのけん引役となるのは、デジタルサイネージ付自動販売機だ。異業種とのコラボレーションで自動販売機を進化させ、マスメディア化を狙う。
イオンディライトが、グループの商業施設「イオンモール」へのデジタルサイネージ付次世代自動販売機の設置を推進している。2015年は、売り上げが高いところを中心に、デジタルサイネージ付き自動販売機700台を設置。大型タッチパネルだけでなく、カメラやセンサーも搭載している。
2016年度に自動販売機事業本部の中期戦略に基づき、さらに1000台を追加した。来年2月末までの目標台数は2000台。設置台数を増やし、マスメディア化による広告事業で …
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