カルビーは8月1日、販促物の制作や販売事業の「カルネコ事業部」を会社分割し、「カルネコ株式会社」として、子会社化することを発表した。業務・資本提携などを可能にする体制を整え、新規顧客の獲得に注力し、事業規模の拡大を目指す。運営するプロモーション活動を通じた環境貢献の取り組みをサポートするEVI推進協議会の活動も加速しそうだ。
EVIショップも道の駅内に展開している。内閣府・地域活性化伝道師として地方創生を支援している加藤社長は、再三、日南町に訪問し、売れる商品づくり、POP作成教室も開催した。
カルネコは、菓子・食品メーカーであるカルビーの社内プロジェクトとして2001年に発足。メッセージ開発、販促ツールデザインの制作支援など、小売における販売促進の支援を続け、その後独立した事業部となった。
「当時、競合商品が増え、カルビーも価格競争に陥りそうになっていました。しかし、効果的な時期に、消費者の心に伝わるメッセージを届ければ、消費者は価格ではなく、価値で商品を選んでくれます。そのような販促支援をしたいと思い、カルネコ事業部を立ち上げました」と話すのは、旧カルネコ事業部長で新会社の代表取締役を務める加藤孝一氏だ。
事業部では、実需調達型メッセージプロモーションを開始し …
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