販売促進の専門メディア

           

AdverTimes DAYS 2016 レポート

新商品の特性を体験イベントで伝える 世界初の取り組み

猿人|ENJIN 野村 志郎氏 × クロックス・ジャパン 斎藤 千洋

新商品の“驚きの軽さ”を伝える「クロックス・ノーリンの空中ストア」は、来場者に感動を与え、国内外のメディアからも熱い視線が向けられた。実現へと導いたのは、クライアント側とクリエイティブ側、双方の熱意と信頼とチャレンジ精神だった。

猿人|ENJIN Inc.クリエイティブディレクター 野村 志郎氏
×
クロックス・ジャパン マーケティングPR/ブランドコミュニケーション マネージャー 斎藤 千洋氏

-実施された「空中ストア」とはどんなイベントだったのでしょうか?

野村▶ 昨年3月5日~8日に東京ミッドタウンで開催しました。巨大な透明ディスプレイを使用し、「空中ストア」と名付けた、空中にあるストア・人の手の届かない場所にあるストアを作りました。クロックス商品は、透明のディスプレイの上に並べ、お客さまがiPadの画面上で色を選ぶと、そのカラーの商品をドローンがつかんでお客さまの元まで(安全性を考慮して手前のネット上に落とす形にしたが)運ぶという仕組みでした。今回は、「ストア」でしたので、その場で、新商品の特性「軽さ」を体験・試着もしてもらい、販売もしました。

-このイベントを実施するに至った背景について教えてください。

斎藤▶ クロックスは、穴の開いたサンダルのイメージが強いと思いますが、そのモデル以外に、現在ではオールシーズンで250モデル以上のシューズを展開しています。その中には、パンプスやブーツ、スニーカータイプのものなどがあります。昨今、日本の靴市場では、スニーカーが大きな割合を占めています。今回のイベントは、当社のスニーカーの新商品ローンチ・イベントでしたので …

あと79%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

AdverTimes DAYS 2016 レポート の記事一覧

新商品の特性を体験イベントで伝える 世界初の取り組み(この記事です)
良い意味でお客様を裏切る 顧客をつかむブランドストーリーとは
軸をズラす新発想で、ブランドを再活性
オムニチャネル化で増す、オウンドメディアの重要性

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する