「やられた感」あふれる “他社”のうまい販促事例(前編)
販売促進を生業としている100人に、他社の気になるプロモーションを聞いた。一般的な消費者に比べ、日々数多くの販促施策を見ているだけに、簡単なことでは驚かない。そんな彼らが、思わず「うまい!」と感じ、時には「やられた!」と悔しさすら覚えたキャンペーン・プロモーション事例を紹介する。
100人の売上アップ秘策!
インバウンド対策、O2O施策など、販促担当者が意識すべき方向は常に変化を続けている。現在の販促の傾向はどのようになっているのか、調査から定量的に探っていく。
調査期間:2016年3月1日~18日
有効回答:64名
調査方法:ウェブ調査、会場調査
プロモーション予算について尋ねたところ、最多の43.5%が「横ばい」と回答したが、「大幅に増加」「増加」「やや増加」の合計も41.8%と高かった。昨年の同アンケートでは増加の合計が28.2%だったことを考えると、全体的には増加傾向にあると言える。なお、「やや減少」「減少」と回答した人の合計も、昨年の16.5%から今年は14.4%へと移行している。
今後力を入れたいO2O 施策については各回答が偏ることなく分散した。「購買データを活用したプッシュ通知」と「位置情報を活用したプッシュ通知」が一定の割合を獲得しており ...