中国の人気会話アプリ「WeChat」を用いた中国人訪日客向けのイベントが1月9日、東京・渋谷で開催された。渋谷エリアの商業施設や飲食店など約900店舗が参加する訪日外国人向けのキャンペーン「Tokyo Prime Shopping 2016 in Shibuya」の一環。中国国営テレビ局「中国中央電視台(CCTV)」をはじめ、中国・台湾から13社、日本のメディアは7社が取材した。
WeChatアプリを起動、30秒の間にシェイクしてくじ引き
夕方18時18分からの30秒間で、アプリを起動したスマートフォンを振る(シェイクする)と、「くじ引き」ができるという企画。10万円分の商品券をはじめ、総額100万円分の商品券・景品などが当たる。参加賞として割引券やプレゼントクーポンも用意した。
挑戦者数はおよそ1万2000人に上った。実施から3時間ほどで300人の訪日客が引き換え会場に集まった。会場は2015年11月にオープンしたばかりのH.I.S.渋谷本店。引き換えに訪れた人の内訳は1万円当選者34人、1000円当選者267人だった。目玉としていた10万円券は、当選者は出たものの受け取りには来なかった様子。キャンペーン事務局を務めたFJサイバーの担当者は …
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