「アート引越センター」のブランドで引っ越しサービスを展開するアートコーポレーション。『スター・ウォーズ』とタイアップしたテレビCMの放映と、オリジナルクリアファイルの配布を軸に、企業ブランドの向上や新規顧客の獲得に効果を上げている。
第1弾テレビCM「家族の絆」篇。『スター・ウォーズ』とアートコーポレーションの両者の38年間の歩みと進化を表現した。
アート引越センターの歴史を効果的にアピール
アートコーポレーションが『スター・ウォーズ』とタイアップした理由のひとつは「1977年」という年だ。この年に、アートコーポレーションが法人として設立されている。一方、シリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開された年も1977年だった。世界的なコンテンツとの共通点は意外なところに隠れていた。
アートコーポレーション 広報宣伝部森岡光明氏は今回のタイアッププロモーションに至った背景を次のように話す。
「77年の全米公開以降、世界中に熱狂的なファンを持つ『スター・ウォーズ』は圧倒的な世界観を構築してきました。一方で当社は『エコ楽ボックス』や『レディースパック』など、同業他社とは差異化を図った独自の商品やサービスを生み出し、オリコン顧客満足度で4年連続1位を獲得するなど、お客さまからの支持を積み上げてきた自負があります。こうした歴史を持つ“アート引越センター”をより効果的にPRするための施策を検討していたところ、これまでのSF映画の常識を作品ごとにくつがえし観客を楽しませてきた『スター・ウォーズ』シリーズの新作が公開されることを聞き、タイアップに踏み切りました」。
今回のタイアップは“世界的なコンテンツ”とのコラボレーションということで、社内でもスター・ウォーズ世代を中心に喜ぶ社員が多く、インナーモチベーションのアップにもつながった。
両者の“歩み”と“進化”をシンクロさせたテレビCM
第2弾テレビCM「新たなる力」篇。『スター・ウォーズ』最新作の主人公が女性ということもあり、女性にフォーカスした内容。「アート引越センターは、女性がリーダーとして輝くことを、これまで以上に支援していく」というメッセージが込められている。
具体的なタイアップ施策としては ...