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STAR WARS 世界の消費を覚醒する!?

スター・ウォーズ期間限定ショップに商品35万3200点 女性の心つかむ、そごう・西武

そごう・西武

クリスマス商戦の売り上げ拡大に向け『スター・ウォーズ』を活用したそごう・西武。商品開発を軸としたキャラクタータイアップで、話題を集めるだけでなく、購買につながる施策となった。同作のコアなファン層だけでなく、新規顧客として女性層も購入しているのが特徴だ。

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写真上からそごう・西武のオリジナルブランド「リミテッドエディション」のジャカードニット。追加注文も入った人気の湯のみ。そして、12万9000円ながら即完売となった、バックパック。由利圭一郎氏デザインのバッグにFactory900デザインのサングラスを組み合わせた。限定ショップ(写真下)は大いに賑わった。

得意先向けに説明会を開催 商品開発をサポート

そごう・西武は2015年11月3日から12月25日まで「そごう・西武のクリスマス」を実施。そのメインキャラクターとして『スター・ウォーズ』を活用し、11月17日から12月25日までの39日間は全国24店舗で期間限定ショップを展開した。また、そごう横浜店6階のそごう美術館では11月25日から16年1月5日まで「スター・ウォーズ展」も開催している。

同社は14年、クリスマスシーズンにドラえもんとタイアップした企画を実施している。ただその際は、話題の拡散や、集客への貢献を目的としたキャラクターの活用に留まっており、「話題化だけでなく、よりストレートに売上げにつながる施策が必要だと感じていた」と同社営業企画室 営業計画部 松井昌志氏は振り返る。

「プロモーションでキャラクターを起用し、後追いで商品を作るのでは売り上げにはつながらない。商品企画を軸にして、それを販売するためのプロモーションは何かという順番で考えなければ」。こうした考えが、今回の『スター・ウォーズ』とのタイアップをする背景にはあった。

起用のきっかけとなったのは、ウォルト・ディズニー・ジャパンから、全国を巡回する「スター・ウォーズ展」をそごう横浜店で開催しないかという打診だった。会場の対象は、美術館のみと限られており、百貨店で唯一、美術館を持っている同社に、横浜店での開催の誘いがあった。こうした提案につながったのは、過去にそごう・西武が店舗限定ながら、ミッキーマウスを活用したプロモーションの実績があったことも大きい。

開催時期については、ファンが「スターウォーズの日」と呼び特別視する5月4日を含む日程などの候補があった。その中から、新作映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開日にも近く、百貨店の商機としても重要なクリスマスシーズンが選ばれ、全館での装飾や商品開発も組み合わせたダイナミックな形で行うこととなった。

期間限定ショップで取り扱うスター・ウォーズ関連商品は …

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