昔ながらのユルいSNSが好きなワタシ
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)対オールドメディア──2024年の後半、よく聞かれたフレーズである。振り返ると、昨年は米大統領選を始め、日本国内の選挙でも、新聞やテレビが報じる内容とSNSで拡散する内容とが異なり、必ずしもメディアの報じる選挙結果にならないこともあった。
「買う」5秒前2
R2-D2のバーチャルキーボードは、女性たちに大人気。彼女たちは“買う”というより、“飼う”感覚かも。
イラスト:高田真弓
2015年12月18日に公開された10年ぶりの最新作、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が人気を博している。
今作はシリーズ第7弾。公開前から、米ウォルト・ディズニーによるルーカスフィルム買収後初のスター・ウォーズだったり、公開が一斉同時刻だったり、TOHOシネマズが料金を通常より200円高く設定したりと、話題性に事欠かなかった。公開初日も上映を待ちわびる、お馴染のファンたちのコスプレ姿が話題になった。
今作の位置づけは、83年公開の『ジェダイの復讐(その後「ジェダイの帰還」に改題)』の約30年後。注目は、旧3部作の主要キャストだった3人、ルーク役のマーク・ハミルとハン・ソロ役のハリソン・フォード、レイア姫のキャリー・フィッシャーも出演していること。劇中の経過年数と実際の経過年数がほぼ同じなので、歳を重ねた3人の姿に違和感はない。
さて、「スター・ウォーズ」といえば、本編もさることながら、ファンにとってはフィギュアなどの関連グッズも気になるところ。特に根強い人気を誇るのが、R2-D2である。今回も10年ぶりの新作とあって、様々なR2-D2グッズが登場している。
中でも注目が、家電メーカーのハイアールアジアが発売するR2-D2型の冷蔵庫である。もちろん、ライセンスを受けた公式商品。なんと実物大サイズで、おまけに自走までするそう。家の中を走り回る姿は、まるで本物のR2-D2を見ている錯覚を覚えるだろう。
もう少し手軽なところでは、同キャラクターのバーチャルキーボードがある。これ、R2-D2がレイア姫のホログラム映像を投影したことにヒントを得て ...