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明日から使えるデータ活用入門講座

カスタマージャーニーに沿って集客するには?

簗島亮次(インティメート・マージャー 代表取締役社長)

「データは売りにつながる!」ビッグデータ活用のプロが、販促におけるデータの使い方をやさしく指南します。

大原則!

カスタマージャーニーにそって集客するには
マーケティングツールで使いやすいデータ
を用意する

顧客像を定義したもののマーケティングツールで使えない?

自社の顧客を獲得する上で、誰にどこで何を伝えるかという、いわゆる「カスタマージャーニー」を理解することは、マーケティング活動を高度化していく上で重要になります。また、自社の顧客理解のために、カスタマージャーニーにそったマーケティング活動を行っていく上で、データはとても重要な役割を果たします。

ただ、いざカスタマージャーニーを定義してマーケティングを行おう、と考えたとき、つまずきがちなことがあるのです。それはターゲット像を、実際に広告配信ツールなどのマーケティングツールで活用できる形にどうやって定義するか。

例えば、ユーザーヒアリングで詳細に顧客像や顧客ニーズを浮き上がらせた場合、年齢や性別、趣味趣向、行動特性など、さまざまな要素でユーザーを定義することになりますが、詳細を定義したとしても、その定義に合致する要素がマーケティングツール側にないと、マーケティング活動に生かすことができない。宝の持ち腐れになってしまうことが多いのです。

一方、マーケティングツールを起点にして顧客獲得を考えようとすると …

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カスタマージャーニーに沿って集客するには?(この記事です)
顧客の獲得のしやすさに応じて、集客手段を考える
集客チャネル選びは「カバー率」と「新規率」を見る
データを使ってターゲットを見つける〜 仮説検証型と探索型
「集客」を成功に導くために知るべき4ポイント

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