難解なトピックをどうやってシンプルに伝えるのか。商品やサービスのターゲットが多国籍化するなか、国や世代をこえて誰もが理解しやすい解説動画のニーズが高まっている。昨年、日本での事業を開始したsimpleshow Japan代表取締役 吉田哲氏に、国内の解説動画活用場面や効果的な動画制作のポイントについて聞いた。
JAFの入会を促す解説動画。シンプルなアニメーションで分かりやすく解説する。
日本における解説動画市場は、欧米以上に成長するポテンシャルを秘めていると考えています。なぜなら、社会が成熟し、商品やサービスが進化している日本では、解説を必要とする難解なトピックが、今後減ることはないからです。
私たちが考案した効果的な手法は、誰もが親しめるシンプルなイラストと共感できる物語をアニメーション化し、スマートフォンやタブレットなどでターゲット訴求すると言うものです。これにより、昨年の日本進出以来、当社は前年比3倍強で売上を伸ばしています。
今注目している分野のひとつが、教育学習での活用です。自社の営業担当者や販売店に対し、解説動画で新商品の機能説明やセールスノウハウのトレーニングを行います。社内教育の事例は非公開が多いので一般には目にしませんが …
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