2015年の注目トピックやヒット現象、プロモーションの傾向、特徴的な集客事例などから、これからの販促アイデアに役立つエッセンスを抽出。ここでは「先端技術で驚きを最大化」をキーワードに2015年の販促を振り返る。
クロックスは、軽量スニーカー「ノーリン」の軽さを体験してもらうことを目的に、自動制御されたドローンがスニーカーを運ぶ「空中ストア」を実施。
販促の打ち手に先端テクノロジー
プロモーション施策を通じて、人の心を動かし、行動を喚起するには、エンターテインメント性や、感動といった要素が有効だ。先端技術を取り入れた販促は、顧客がこれまで体験したことのない驚きを生みだす手法。視覚的にも分かりやすく、話題性も出しやすいのが特徴だ。
2015年は、世の中の関心も先端製品に集まった。ヒト型ロボットの「Pepper」、運航ルールが定められた無人ヘリ「ドローン」、4月に発売された「Apple Watch」など。世間で共有されているものをテーマに、自社の施策を重ね合わせていくのは、情報を広める鉄則。上記のどれもが、企業のプロモーションで活用されていた。
例えばクロックスでは、スニーカーの圧倒的な軽さを訴求するために …
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