「小粒でもぴりりと効く」アイデアがダイレクトメールの持ち味。一つひとつは使い慣れた表現手法であったり、ダイレクトメールには一見使われないような素材であったりしても、組み合わせ次第で新しい装いになる。予算を抑えながらも、独自の着眼点を持ち、プロモーションアイデアに昇華させた事例を厳選して紹介する。
既存の封筒でも一工夫
オフィスや家庭の窓のクリーニングを手掛ける清掃業者が送ったダイレクトメール。窓付き封筒をそのまま生かし、封筒の“窓”がキレイになるさまを体験できる。
英国の清掃業者ムーアクリーン(Moor clean)が配布したダイレクトメール。企画制作した広告会社LOVE(マンチェスター市)は、とにかく予算をできるかぎり抑えたいというオーダーの元、クライアントとダイレクトメールの共通点に着目。つまり、“窓”だ …
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