「小粒でもぴりりと効く」アイデアがダイレクトメールの持ち味。一つひとつは使い慣れた表現手法であったり、ダイレクトメールには一見使われないような素材であったりしても、組み合わせ次第で新しい装いになる。予算を抑えながらも、独自の着眼点を持ち、プロモーションアイデアに昇華させた事例を厳選して紹介する。
バータイプのキットカット「Kit Kat Chunky(キットカット・チャンキー)」のプロモーションのために制作されたダイレクトメール。商品の「ずっしり」とした特徴をアピールすべく、JWTロンドンが企画した。一見して分かるのは、配達時に何かの理由で投函できず、再配達や受け取りを促す、いわゆる「不在票」のようなデザイン。つまり、「(キットカット・チャンキーが)郵便受けに入らないほど …
あと28%