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<アワード>
グランプリは「第27回東京国際映画祭」交通広告グランプリ2015
グランプリとなった、公益財団法人ユニジャパンの『第27回 東京国際映画祭』
ジェイアール東日本企画が主催する、「交通広告グランプリ 2015」の贈賞式が7月27日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで行われた。賞の対象となるのは、2014年4月から15年3月の間に「JR東日本」「つくばエクスプレス」「ゆりかもめ」「りんかい線」「JR貨物」の車両および駅のメディアに掲出された交通広告。1780点の中から最高賞であるグランプリに選ばれたのは、公益財団法人ユニジャパンの『第27回 東京国際映画祭』だった。ユニジャパン 東京国際映画祭ディレクター・ジェネラルの椎名 保氏は「東京国際映画祭は映画人だけに知ってもらえばいいものではなく、もっと一般の人に知ってもらわなければいけない映画祭であるということが企画の出発点だった」と話した。
また審査講評にてコピーライターの前田知巳氏は、「スマートフォンなどの情報端末が普及することで、情報に対するありがたみが薄れてきている。そうした中で、交通広告は、駅や車両でなければめぐり合うことができないということが、価値になっている」と述べた。
贈賞は、駅ポスター、車内ポスター、サインボード、デジタルメディア、企画部門の5部門で行われ、前述のグランプリのほか、最優秀部門賞5点、優秀作品賞25点、JR東日本賞1点の計32点が選出された。
<店頭>
来店者の行動を分析する什器 資生堂とソフトバンク子会社が実験
「インテリジェント・シェルフ」はSBクリエイティブがインテルの協力を受けて開発。2014年は書店での実験を行った。
ソフトバンク子会社のSBクリエイティブは8月14日、資生堂と共同で、什器を通じて来店者の行動を分析する実証実験を首都圏のドラッグストア3店舗で開始すると発表した。
「インテリジェント・シェルフ」と名づけたサービスで …