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ECビジネス 成否の分かれ目

関連ツイートで商品を訴求 複数紹介できる「まとめ」機能

Twitter

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6月には、Twitter利用者向けに商品や場所について詳しく紹介する機能「ページ」を追加。写真は映画化も決定したSF小説『火星の人(The Martian)』のために出版社ペンギン・ランダムハウスが制作した「ページ」。画像や説明文、価格のほかに商品に関連したツイートをまとめて紹介できる。もちろん「Buyボタン」も搭載し、そのまま購入することも可能。



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ツイッターが「ページ」機能と同時に発表したのが「コレクション」機能。いわゆるネットの「まとめサービス」のように、複数の商品を一度に紹介できる。写真は左が米国の歌手で女優のデミ・ロバートであるDemi Lovato(デミ・ロヴァート)、右がナイキによる「コレクション」。商品画像からそれぞれのページに飛び、購入できる。

ツイッターが、投稿(ツイート)から商品を購入できる機能を初めて公開したのは2014年9月。第一弾として、アパレル大手のバーバリーやホームセンター大手のホーム・デポといった企業のほか、エミネムやファレル・ウィリアムス、メガデスのようなミュージシャンが参加した。これらのブランドやミュージシャンのツイートに、「Buy(買う)」ボタンが表示され、ボタンを押すと商品詳細ページに移動する。詳細ページで発送先やクレジットカード情報などを入力すると決済される。決済情報の入力は一度で済む。

ツイッターはEコマース機能拡充について、「Twitter上限定の商品展開なども考えられるだろう。企業は、Twitter上で直接つながっているフォロワーを、売り上げに転換する新たな手法を手に入れることになる」と発表している。

同社は14年末にはTwitterアプリとクレジットカードを関連づけ、小売りなどの割引サービスが利用できる機能「Twitter Offers」の実験も行った。

企業は、広告「プロモツイート」を通じて …

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