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ECビジネス 成否の分かれ目

個人間ECにも注力 メッセンジャーで顧客とのやりとりも

Facebook

Facebookの「購入ボタン」は、1つの広告枠で複数の画像を掲載できる「カルーセル広告」にも対応する。



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フェイスブックは3月、個人間メッセージアプリ「Facebook Messenger」のビジネス向け機能を追加すると発表した。EコマースサイトがMessengerで利用者に新商品情報をプッシュ通知したり、注文内容や配送状況を知らせられるようになる。カスタマーサポート・システムの「zendesk」と連携してチャット形式で接客することもできる。

各ソーシャルメディアの中で「Buy(購入)ボタン」に先鞭をつけたのはフェイスブックだ。2014年7月、Facebook上の投稿「ニュースフィード」に表示された商品を、そのまま投稿中に付けられた「購入ボタン」を押して買える機能のテストを始めた。投稿を各ユーザーのタイムライン上に配信する「ニュースフィード広告」と併用することもできる。

決済は、事前に登録したクレジットカードか、購入代金を即座に銀行口座から引き落とすデビットカードで行う。一度登録すれば次の購入からは情報入力がいらなくなるが、不安な利用者のために決済情報を登録しない選択肢も用意した。

今年6月には、「購入ボタン」の対象となる企業を拡大した。Eコマースサイト制作支援のショッピファイ(カナダ・オタワ)と提携し …

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