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共通ポイント

今後、消費者が見る点は「ポイント付与」の優位性

菊地崇仁(ポイント探検倶楽部 代表取締役)

消費者にとって共通ポイントの競争激化は「お得」を生む

「ポイント」と名の付くものなら、家電から鉄道、スーパー・百貨店・コンビニ、銀行・証券、エアラインまで、業態を問わず網羅しているポータルサイト「ポイント探検倶楽部」。

そのサイトを運営する菊地崇仁氏は企業側ではなく中立の立場で各ポイントを俯瞰する。いまの共通ポイントの状況はイチ消費者としては非常に面白いと菊地氏は話す。

「ドコモが新規参入し、3強から4強になると言われていますが、5強・6強になる可能性も十分にあると感じています。

すでにPontaと提携しているローソンが後発組のドコモとも組んだように、新参者でも入りやすい状況がある。例えば、流通や鉄道、ドコモ以外の携帯電話キャリア、アマゾンのように巨大会員組織を持つ(作れる)企業が今後共通ポイントに参入する可能性はゼロではありません」。

競争が激化するとポイントの「お得合戦」が始まれば、消費者としては喜ばしい展開になる。また、加盟店で各ポイントカードの選択制になると、1枚のカードを持っていれば、多種多様な店舗でポイント取得、利用を行なえるようになるかもしれない。

「ただ、同じポイントが貯まるA社のトラベルサイトとB社のトラベルサイトで、旅行プランは同じなのにポイントの貯まり方が全く違うといったことも起こり得ます。常にアンテナを張って情報収集しないといけないので、混乱したり知らずに損したりする人も増えるでしょう」。

3強と言われている現在においても、各社のサービスや加盟店・提携先は一目では分かりにくく、それぞれのメリットが明確に伝わっているとは言い難い。「複雑化している中でも、楽天はシンプルと言えるでしょう。楽天内だけで完結できるので、旅行なら楽天トラベルで、本が欲しければ楽天ブックスで、美容室なら楽天ビューティでといった具合に各サービスでポイントを貯めて、それを各サービスで消費できます。その他のポイントサービスは …

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