微笑みで気持ちを表現
写真のようにタイでは微笑むことが礼儀となる場面がある。愛想笑いではなく、「さまざまな想い」となりうるタイの微笑みはいたるところで目にする。
純粋に好きなものが好き
タイ人の訪日旅行者は今年4月に東南アジア市場からでは初の単月10万人を超えました。4月はタイ旧正月休みであるソンクラーンなどの大型連休月でもありましたが、6月現在でもタイ人が日本の空港免税店バッグを沢山抱えてスワンナプーム空港に帰ってくる姿をよく目にします。タイ、特にバンコクでは「日本」(文化、食、嗜好品など)が多く溢れ、日本人も5万人以上在住しています。わざわざ日本に旅行をする動機は何か、と考えると「好きなものは好き」という至って簡単な理由かもしれません。「日本への憧れ」もあり、タイで育まれてきた日本文化などは、疑似体験にしかすぎず、入国ビザ不要・LCC出現という大きな機会を得て、「好きなものは好き」という初期の衝動に火が付いた――これが訪日旅行者増加の原点と考えています。
「微笑み」には複数の意味
さてそのタイ人のいるタイ王国は、よく「微笑みの国」や同じ「仏教国」(小乗と大乗の違いあり)ということで …
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