スイーツ専門店を展開するBAKEは2015年5月3日、ゴールデンウィークに合わせて、原宿・竹下通りに路面店「クロッカンシューザクザク 原宿店」をオープンした。10~20代前半をメインに、国内外から集まる観光客が多く来店する。
「工場が売り場」がコンセプトの製造一体型店舗。店のデザインやユニフォームは「黒」を基調に。
ザクザクとした食感の焼きたてシュークリームを販売する専門店「クロッカンシューザクザク」。14年に開業した新宿店は月間9万本の売り上げを記録。原宿店は2店舗目となり旗艦店の位置づけだ。運営するBAKE は、北海道の人気洋菓子店「きのとや」のグループ会社で、きのとやの人気商品であるチーズタルトやシュークリームの専門店を開発、展開している。同社の店舗コンセプトは「工場が売り場」。ザクザク原宿店も、顧客の目の前で、シュークリームにカスタードクリームを注入。オーブンで生地が焼きあがる様子もよく見える。でき立てを届ける鮮度が強みだ。
店舗の内装は、1店舗目の新宿店とは異なり、黒色が基調。天井には、シネマトグラファー・井上隆夫氏のアート作品も取り入れた。「多彩な店舗でにぎわう竹下通りは色が溢れています。その中でも『店に入ってみようかな』と思ってもらうために、黒なら目立つと考えました。息長くまちの人に受け入れてもらえるよう、チェーン店であっても、まちに合わせた店舗開発に挑んでいます。原宿は特に感度の高い人たちが行き交う場所なので、アート作品も取り入れました」とクリエイティブディレクターの貞清誠治氏は話す。竹下通りで買い物をする人たちの食べ歩き需要に対応し、ザクザク原宿店限定で販売するソフトクリーム「ザクザクソフト」も販売したところ …