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スマホで実現 個客へのアプローチ

データで店舗スタッフの「勘」をサポートする――Gap

Gap「GAPメンバーシップ」

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GAPメンバーシップ4周年を記念し、アメリカン航空とのパートナーシップで米国旅行をプレゼントした。

「GAPメンバーシップ」は、ギャップジャパンが日本の顧客向けに用意したCRM(顧客関係管理)プログラムだ。開始は2009年10月末から約1年間、一部店舗で試験的に導入し、コミュニケーション内容やメンバー特典、店舗でのオペレーションなどの検証を重ねた上で、翌10年10月に全国展開させたもの。

本格展開から約4カ月で会員数30万人を突破して以来、6年目を間近に控える現在まで着実に会員数を伸ばしてきた。担当するギャップジャパンのシニアマーケティングディレクター・遠藤克之輔氏は、「当社のビジネスをけん引する上ではかなり大きな存在を占めるようになった。このプログラムがない、ということは考えられないほどの影響がある」と言う。

プログラム開始当初は、いわゆる“ガラケー”、従来型の携帯電話を活用していたが、現在はやはり、会員がスマートフォンを用いるケースがほとんどだ。二次元コードを用いる仕組みは変わらず、来店時や、精算時に専用のスマホ向けサイトで表示させ、店頭の専用リーダーにかざすと特典が利用できる。

オンラインストアでは、会員IDを入力してもらうことで …

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