森下仁丹「『仁丹』120周年リブランディング」の企画書/イニシャル
森下仁丹は2月11日、「銀粒仁丹」のリブランディング施策を開始した。来年、「仁丹」の発売から120周年を迎えるにあたり、ブランドの再活性化を狙ったためだ。
マル秘公開 これがプロの企画書だ!
大阪宣伝研究所 コピーライター 窪田倫明氏
1982年生まれ。広告制作会社、クリエイティブエージェンシーを経て、2014年「大阪宣伝研究所」入社。CCN賞、FCC新人賞、京都広告賞京都府知事賞、BtoB広告テクノコピー賞金賞、宣伝会議賞協賛企業賞、ポカリスエット冬のキャッチコピー新聞広告賞、SBSラジオCMコンテスト協賛企業賞など受賞。大阪コピーライターズクラブ幹事。
今回ご提案させていただく広告キャンペーンの目的は、こちらです。オリエンテーションや開催概要の資料などを拝見し、「医の知のみちSTREET FES」は、これからの高齢社会に向けて非常に大切なことが体験でき身につけられるイベントであると感じました。ただ、一般の方へストレートに伝えすぎると、難しく感じられる可能性もあると思います。そこで、広告では詳細よりも先に「イベントの楽しさ」を伝え、そのあとにイベント本来のテーマを届け、最後には「なるほど」と理解してもらえるキャンペーンに仕上げます。
広告コミュニケーションの説明に入る前に、背景と課題を整理させていただきましたのでご覧ください。高齢者や障がいのある方みんなが住みやすい街を目指し、健康や「心のバリアフリー」をテーマにさまざまな楽しいプログラムが行われる「医の知のみちSTREET FES」。一つ目の課題として考えられるのは …