販促のプランニングからクリエイティブ、デジタル技術や印刷、製造にいたる幅広いサービスとノウハウを駆使し、販促の課題を解決するソリューションを提供する東京リスマチック。販促プラットフォーム「LASCAL」をパワーアップ、クライアントのビジネスを支援する“攻め”の販促を推進している。
左から営業マネージャー 齋藤鉄也氏、取締役 鈴木俊郎氏、営業マネージャー 岡嶋 誠氏、情報システム担当 秋野達志氏
ソリューションとプロモーションを掛け合わせ要望に対応
24時間総合印刷サービスの東京リスマチックは、都内に直営10店舗を持ち、チラシ、POPなどの紙製の販促物から、什器、看板、各種装飾品などの販促関連品までをカバーした製造ライン7工場を自社で運営している。さらに、市場調査から企画開発、製造、各種デバイスへのアウトプットまで時代にあった最適なクリエイティブソリューションを、ワンストップでスピーディーに提供。企業と消費者のニーズを的確に捉えたコミュニケーション活動の強化を総合的に支援している。近年、M&Aを積極的に展開し、グループ会社を増強。スキルの異なるモノ作り企業が参画したことで、印刷事業以外にも3DCG、映像分野、アプリなど広範囲(マルチ)におけるソリューションもカバーできるようになった。
こうしたサービスや事業を拡張した背景には、顧客接点が多様化し、情報伝達のスピードも上がり、コミュニケーションや販売促進のソリューションを広範囲に最適化する必要があったことが挙げられる。また「販促の管理・運用も強化してほしい」という現場の声に応えるため、自社の持つソリューションとプロモーション・モジュールを掛け合わせることでカスタマーエクスペリエンスを意識したサービスを提供している。「当社は販促分野における“プロバイダー”のような存在でありたいと考えている。さまざまなツール開発やプロモーションの企画・実施を行う中で、お客さまのニーズが多岐多彩に変容するのであれば自らを変える必要があった」(取締役 鈴木俊郎氏)。
具体的には、自社のソリューションを次のように8つに体系化した。
(1)稼げる売り場をかたちにする「売り場改革ソリューション」、
(2)ネットからリアルへ送客する「O2Oソリューション」、
(3)街行く人々の心をつかむ「フィールド販促ソリューション」、
(4)顧客経験価値を最大化する「オムニチャネルソリューション」、
(5)顧客属性に合わせてアプローチする「CRMソリューション」、
(6)生活者の心を動かす「コンテンツソリューション」、
(7)企業とユーザーのつながりをつくる「ソーシャルコミュニケーションソリューション」、
(8)販促ツールを素早く調達できる「販促調達ソリューション」。
単体のサービス提供だけではなく、多彩なサービスを駆使し、どのような課題でも解決する販促ソリューションの体制を整えている。
販売のROIを高め、KPI達成を目指すLASCAL(ラスカル)
同社は結果を最優先した販促ソリューションの投入とプラットフォームの強化を目指している。その急先鋒が4年前から市場展開しているウェブ販促調達システム「LASCAL」の機能拡張だ。LASCALとは、同社独自の販促調達プラットフォームで、販促ツールの無駄をなくし、在庫0、欠品0、廃棄0のコスト削減をサポートする24時間ウェブ対応のシステム。ウェブの特徴を活かした運用の簡易・手軽なプラットフォームとして主にチェーンストア形式のスーパーや多店舗に製品を展開・販売し販促を実施しているメーカーや大企業に導入されている。「エリア別のキャンペーンを年間100本以上展開する医療機器メーカーさんではキャンペーン本数は対前年比倍増しており、実施本数が飛躍的に伸びている」(営業 岡嶋誠氏)。「日用品関連商品メーカーさんは、LASCAL導入初年度で前年比2~3割の費用削減を達成した」(営業 齋藤鉄也氏)など、導入後の実績も高い。「本部と他店舗間・支店営業との連携を円滑にし、同時に自主性も促せないか?」「地域毎、店舗毎の特徴に合わせた強力なカスタマイズ機能がほしい」といった声も吸い上げ、機能や運用サービスを強化した「LASCAL for marketing division」を4月1日より新たにリリースした。
販促活動を通じて売上を拡大していくには、本部主導の大型キャンペーンに頼るばかりではなく、販促を最前線で仕掛ける営業マンや店舗の店長や担当者が自ら効率的な販促を組み立てて実行することが求められる。また、キャンペーン途中での見直しや実態に則したフレキシブルな展開も必須になってきている。そこで新型のLASCALは、従来の販促ツール調達システムに加えマーケティング機能を拡充し統合を図っている。「販促ツールの編集・調達が素早く簡単に行えるとともに、営業の現場で集計・分析を行い、情報交換も行えるようになった。PDCAサイクルも早く正確に回すことができ、費用対効果に基づいた効果的な販促を実行できる」(同 鈴木氏)
新たにレポート、ナレッジ、DAM、イベント(キャンペーン)の4つの機能を搭載することで、販売のROIを高め、KPI達成を支援(図参照)。販促のテコ入れやツールの改良も自ら素早く行える画像、コピー、テンプレートを格納したほか、ユーザー間のコミュニケーション機能も強化。本部と現場が相互に連携して効率的で積極的な販売促進が行えるようになった。「販促プラットフォーム」としてKPIの達成に必要な情報をユーザーごとに提供し業務の効率化や販促活動の向上をバージョンアップしている。もちろん、全国の支店や営業所、フィールドへの細やかな配送も完備。更に試食販売員やラウンダーなどの人的派遣も実施している。販促を支援する有力な選択肢として活用してみてはいかがだろうか。
ウェブ販促調達システム「LASCAL for marketing division」の全体相関図
レポート、ナレッジ、DAM、イベントを搭載し、マーケティング本部機能を強化。販促手法の共有やKPI達成に必要な情報を各ユーザーに提供し業務の効率化や販促活動の向上をサポートする。
Report イベントやDAM(素材管理他)を絡めた数値を分析用のテンプレートに集約。各イベントの予算、実績およびランキング、その際に利用したテンプレート・オブジェクトの実績などを合わせてグラフ化する。
Knowledge ユーザー間のコミュニケーション機能を強化。他店舗のイベント評価、レコメンドによる情報共有を行い、成功事例を参考に効果的なイベントを組み立てられるようにサポートする。
DAM 制作者や営業マンが使える販促ツールのテンプレートや素材を格納。販促ツールのワンソース、マルチユースを支援する。本部主導のテンプレートを使い、エリア・店舗ごとに一部変更して展開することも容易である。
Event 本部・エリア主導によるイベントやキャンペーンを統合管理し、参加支店・店舗に対して販促支援を実施。イベント開催期間や参加店の情報を共有できるカレンダーが加わり、イベントへの気づきを与える。
モニター企業 大募集!
初期基本設定費150万円を無料で実施します。
応募は4月24日(金)まで
システムのGUIのイメージ
販促調達システムを通じた業務改善を体験してもらおうと「LASCALモニタープロジェクト」をスタートする。モニターには実際にLASCALを無償で導入してもらうと共に運用のサポートも行う。応募の諸条件については特設サイトに詳しく記載している。応募者には販促活動の分類に役立つ限定資料を贈呈します。ぜひアクセスを!
モニター企業の条件
1. 本部だけでなく、エリア別や営業担当の権限範囲でもキャンペーンを展開したい
2. ROIを高め、KPIを達成することを強く推進すべきと考えている
3. 従来からの販促調達システムでは満足できない部分がある
応募方法
詳細はウェブサイトへ
www.sendenkaigi.com.event/lascal_monitor/
*申し込み多数の場合は、諸条件を照らし合わせたうえで選定します。
お問い合せ
LASCAL・モニターキャンペーン事務局(宣伝会議内)
TEL.03-6418-3331 E-mail.event@sendenkaigi.co.jp